はじめに
暗号資産の1つに「ポルカドット(DOT)」というコインがあることを知っていますか?
このコインは2020年に上場したにもかかわらず、その1年後の2021年にはたった4ヶ月で10倍にまで上昇し、多くの億り人を誕生させました。
今回はそんなポルカドット(DOT)とはどういうコインなのか、特徴、今後、将来性について詳しく解説していきたいと思います。後半にはポルカドットを購入できるオススメの取引所も紹介しています。
本記事を読めば
- ポルカドット(DOT)の特徴
- ポルカドット(DOT)の今後・将来性
- ポルカドット(DOT)の買い方
を理解することができます。ポルカドット(DOT)への投資を考えている方、すでに投資をしている方も参考になる内容となっているので、ぜひ最後までご覧ください。
自己紹介
フリーランスとして活動中の23歳。
仮想通貨投資歴2年、投資金30万円から1年弱で億り人に。誰でも小額から稼げる投資術を配信中
ポルカドット(DOT)とは
ポルカドットとは「WEB3」という世界の実現を目指す人たちのプロジェクトの1つで、異なるブロックチェーンを繋げる技術に期待されています。
(次の章で詳しく解説しています)

WEB3FOUNDATIONというスイスの財団が立ち上げたプロジェクトで、2016年ギャビン・ウッド氏が創設しました。
この人はイーサリアム(ETH)の共同創始者でもあって、イーサリアムの最大の特徴でもある「プログラムの言語」を作った人ということでも有名です。
イーサリアムはビットコイン(BTC)の次に有名なコインで「ワールドコンピューター」と呼ばれています。ワールドコンピューターというのは、ブロックチェーンによって世界が繋がって世界そのものがコンピューターになるというようなイメージです。イーサリアムというのはその「ワールドコンピューター」というのを目指しています。
そのイーサリムを作った1人のキャビン氏が作った訳なので、ポルカドットというのは世界的にも大きく注目されています。
現在の価格(5月11日現在)は1430円、最高値は2021年に記録した約7100円です。
時価総額は¥1,415,425,209,798、時価総額は11位となっています。時価総額=コインの流通枚数+値段ですので、このランキングは人気、有名といった指標になります。
つまりポルカドットは、世界で11番目に有名でいろんな人が持っているコインということになります。いかに世界中の人が注目しているかが分かりますよね。
名称 | ポルカドット(Polkadot) |
シンボル | DOT(ドット) |
発行枚数 | 10億7000万 |
現在価格 | 1430円(5月11日現在) |
最高価格 | 約7100円 |
時価総額 | ¥1,415,425,209,798 |
時価総額ランキング | 11位 |
ポルカドット(DOT)の基本情報
ポルカドットは専用のブロックチェーンネットワーク全体を統合し大規模にシームレスに連携できるようにする次世代のブロックチェーンプロトコルです。
ポルカドットで流通する通貨の名前をDOT(ドット)と言います。ポルカドットは日本語では「水玉模様」の意味で、ドット柄という使い方もされています。
このポルカドットは2020年8月19日に上場したばかりで、非常に新しいコインにもかかわらず、何万種類と数ある仮想通貨の中で、時価総額ランキン11位と凄い人気を誇っています。
どれだけ多くの投資家が注目している、期待しているということが分かりますよね。

「ポルカドットは『WEB3』という世界の実現を目指す人たちのプロジェクトの1つで、異なるブロックチェーンを繋げる技術に期待されている」と先ほど紹介しました。
ポルカドットを理解するにはこの「WEB3」を理解しておくと、わかりやすくなるので、「WEB3」について解説していきます。
・「WEB3」とは
Web2はSNS時代と呼ばれ、今まさにこのWeb2が主流となっています。Web2では、ツイッターやフェイスブックなどのSNSが発達して世界中の人と繋がることができるようになりました。
このWeb2は中央集権型であるという特徴があります。

例えばTwitterでは、Twitterのサーバーに個人情報を登録して、アカウントを作りますよね。この場合は全てのデータが中央のTwitter社に集まります。
現在データというのはお金と同じぐらいの価値があるので、個人情報流失事件などが起こったり、狙われやすいという欠点があります。また、中央で集中して管理されているので、サーバーがダウンすると全てのサービスが使えないというようなことが起きてしまいます。
よく地震が起きたらTwitterが使えなくなるということがありますよね。中央集権だとこのように情報の管理、サーバーダウンが起こるという2つの課題がありました。
このような問題を解決したいというのが「WEB3」のミッションです。このインターネットにブロックチェーンの技術を活用してセキュリティも安全で自分のデータを自分で管理できるっというようなプライパシーも保たれたインターネットを作ろうとしています。
そして、その「Web3」の世界を作るためのプロジェクトの1つ目として立ち上げられたのが「ポルカドット」です。
ポルカドット(DOT)の特徴
ポルカドットは異なるブロックチェーンを繋げるプロトコルです。
プロトコルには「規格」という意味があります。

例えば日本の電源の差し込み口には、1つの規格で決められていますよね。なので別々のメーカーが作った電化製品でも同じ電源に差し込むことができ、使えますよね。
ポルカドットいうのは「この規格で作ったら他のブロックチェーンともやりとりできるようになるよ」という規格を提供しています。
特徴1 スケーラビリティ問題が少ない
ポルカドットには、スケーラビリティ問題が起きにくいという特徴があります。
仮想通貨におけるスケーラビリティ問題とは、扱う仮想通貨の量が多くなった際に、取引の処理ができなくなったり、手数料が高くなってしまうことを意味します。
なので、ポルカドットは送金遅れや手数料が上がるといった心配が少ないです。
特徴2 自由にブロックチェーンを開発できる
ポルカドットは、自由にブロックチェーンを開発できる開発ツールを一般向けに提供しています。
これによって、それぞれの会社で独自のブロックチェーンを楽に開発できるようになります。
ブロックチェーンと言うと凄く難しいことを作り上げていく大変なプロジェクトというイメージが今まであったのですが、ポルカドットの誕生によって簡単にブロックチェーンを作って使うことができるようになります。
特徴3 DOTの役割
これまで解説してきた仕組みを支えていくために流通しているのが「DOT」という通貨です。
DOTはビットコインなどのように決済に使われるようなお金の役割ではなく、今まで説明してきたポルカドットの仕組みを成り立たせるために使われています。
例えばプロジェクトの「賛成」「反対」という投票券の代わりになったり、取引を承認する作業のために必要だったりとか、ネットワークの運営のために使われる通貨です。
つまり、ポルカドットのブロックチェーンを使うところが増えれば増えるほど、DOTの価値も高まり、価格は上がっていくということです。
ポルカドット(DOT)の今後・将来性
・大手取引所の上場

先ほども紹介した通り、ポルカドットは2020年に上場と、比較的新しいコインです。
なので、取り扱っている取引所はまだ少ないです。今後さらにポルカドットを扱う取引所が増えていくことになれば、価格上昇に繋がりそうです。
・ステーキングによる知名度アップ
ステーキングとは簡単にいうと、持っているコインを預けて、一定期間ロックすることで、報酬がもらえる仕組みです。銀行の利子のようなものと理解していただくと、わかりやすいかと思います。
ポルカドットはこのステーキングの需要が高い銘柄となっており、仮想通貨のステーキングデータサイトである「Staking Rewards」でも、ポルカドット(DOT)は数ある銘柄の中で堂々の5位にランキングしています。
このステーキング需要が高いということから、さらに知名度がアップしていき、買う人が増えると、価値は上がっていくでしょう。
また、ポルカドットを持っている人はステーキングを利用する人が多いということは、売らずに持っているという人が多いということです。
ポルカドットは売られずに買う人がどんどん増えていくので、価格は安定し、価格が上がりやすいという特徴があるともいえます。
・提携企業の増加

サンフランシスコにある会社であったり、いろんなたくさんの企業がポルカドットの仕組みや技術を使って関連するサービスを開発しています。
ポルカドットを開発した「Web3ファウンデーション」自身も助成金を出したりと、開発する企業を積極的に支援しています。
このように、ポルカドットを使ったサービスがたくさんできていくと、ポルカドットの需要、知名度も高まり、価格は上昇していくと考えられます。
また、助成金を出したりと、積極的に活動しているので、関連するサービスが増えていく可能性は高いともいえます。
ポルカドット(DOT)の価格推移・チャート

こちらがポルカドットの現在のチャートになります。2021年に最高値を更新して以降、下落を続けています。
ロシアによるウクライナ侵攻の影響でも、大きく下げましたが、現在はやや落ち着いてきたような印象です。
今後、取引所への上場が決定、提携企業が増加などのポジティブなニュースがあれば、大きく上昇する確率は高いです。
ポルカドット(DOT)購入にオススメの取引所
ではどこでポルカドットを購入できるのか。国内の取引所では「bit Flyer(ビットフライヤー)」で購入することができます。

松本人志さんがCMしていることでも有名で、聞いたことある、知っているという方も多いかと思います。
実際、国内の大手仮想通貨取引所として、多くの投資家に愛されており、ビットコイン取引量は国内No. 1と、セキュリティーも安全です。
また、ビットフライヤーでは、ポルカドット(DOT)意外にも、
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- シンボル(XYM)
- チェーンリンク(LINK)
- テゾス(XTZ)
- ステラルーメン(XLM)
- ネム(XEM)
- バット(BAT)
- イーサクラシック(ETC)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- リスク(LSK)
の15種類の暗号資産が取引可能です。
取扱通貨数 15種類 | 15種類 |
レバレッジ | 2倍 |
販売手数料 | 無料(スプレッドあり) |
取引所手数料 | 0.01〜0.15% |
入金手数料 | 銀行振り込み:無料※銀行手数料の負担あり クイック入金(住信SBIネット銀行から入金):無料 (住信SBIネット銀行以外から入金):330円(税込) |
出金手数料 | 220円〜770円(税込) |
アプリ | あり |
ビットフライヤーの特徴
1、国内大手の仮想通貨取引所
先ほども紹介しましたが、ビットコイン取引量国内No. 1を維持するなど、国内トップクラスの仮想通貨取引所として有名です。
ですので、倒産リスクが少なく、初心者でも安心してサービスを利用できます。
また、bitFlyerでは、マルチシグ(複数承認)、サーキットブレーカーなどの取り組みを行っているため、セキュリティの高さも評価されています。その点からも、安心して仮想通貨の取引を行えるといえます。
2、取扱銘柄が豊富
先ほど紹介した通り、ビットフライヤーではポルカドットを含む15種類の暗号資産を取引することができます。
取扱銘柄が少ないと「このコイン買えない」となってしまいますが、ビットフライヤーは安心です。
3、初心者でも使いやすい
アプリで取引可能で、操作画面もシンプルで簡単です。また100円から購入できるので、初心者の方も始めやすいというのが特徴です。
オススメポイントまとめ
取引銘柄が豊富
セキュリティが高い
100円から買える
初心者でも簡単
ポルカドット(DOT)のステーキング
ポルカドットには、売買して利益を上げる方法ともう1つ「ステーキング」という方法が存在します。
ステーキングとは、持っている暗号資産を預けると配当がもらえるサービスのことを指します。簡単にいうと、銀行預金の利子です。

これまで暗号資産を運用する場合には、値上がりしたら売る、FXトレードなどタイミングをみた売買によって利益を狙うのが中心でした。
一方、ステーキングはコインを長期保有して資産を動かさなくても資産を増やすことができる運用方法です。ステーキングでは、預けるだけで配当がもらえて、資産が増えていくので、上手く活用できれば、日本円をただ銀行に預けているよりも資産が資産が増えます。
コインを持っておくだけで、本当に何もしなくても増えていくので、不労所得と言えます。コインを長期的に保有しようと思っている人は、このステーキングを利用した方がお得です。
このポルカドットのステーキングは「Binance(バイナンス)」で行うことができます。
・ステーキングのやり方
まずは、↓のリンクから、海外の取引所「バイナンス」に登録します。メールアドレスやパスワードなどを入力し、本人確認の種類を提出すれば、すぐに取引開始できます。

登録が完了したら、まずはアプリ、ウェブどちらでもよいので、ステーキングの画面に行きます。

すると、このような画面になるので、銘柄、年利などから自分がステーキングするコインを選びます。
今回はポルカドット(DOT)を選択します。

そのあとは、「ロック期間」を選んでください。この期間中は、預けたコインを引き出すことができないので、注意してください。ロック期間が終わると、預けたコインと配当が残高に自動的に反映されます。期間が高い方が年利も高くなります。
そしたら、預ける枚数を入力して「購入確認ボタン」を押すだけです。
現在は120日間で20%以上の利回りがあります。日本の銀行ですと、1年間預けても0.01%ほどですので、この利回りがどれだけ高いか分かりますよね。ですので、長期投資が目的の方は、このステーキングが非常におすすめです。
レンディングについては↓記事に詳しくまとめているので、そちらを参考にしてください。
仮想通貨のレンディングとは?やり方、メリット、儲かるのかについて解説
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は暗号資産ポルカドット(DOT)について紹介しました。
いかに世界的に注目されているかがわかったかと思います。まだ上場して間もないコインでありながら、将来性を期待する投資家が非常に多いです。
皆さんも今後のポルカドット(DOT)の動向には注目しておくといいと思います。
分からない点や質問がある場合はTwitterの方で聞いていただければ、お答えします。先出しでチャート分析も配信しているので、フォローの方もよろしくお願いします。
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