はじめに
「イーサリアム(ETH)」
は数多くある仮想通貨の時価総額ランキングで2位となっており、ビットコインに次ぐ知名度、人気を誇っています。
将来的にはビットコインを超えるかもしれないと噂されているほど、世界中の投資家たちが注目しているので、知っているという方も多いかと思います。
これだけの知名度を誇っているイーサリアムですが、イーサリアムがどういうコインなのか、どういう特徴があるのかを理解している人は非常に少ないです。
ただ人気だからという理由だけで投資をするのは危険です。世界一の投資家・ウォーレンパフェット氏も「自分が理解していないビジネスには投資をするべきでない」と語るほど、投資先を知るということは重要です。
ですので、今回はイーサリアムとはどういうコインなのか、特徴、今後、将来性について詳しく解説していきたいと思います。後半にはイーサリアム購入にオススメの取引所も紹介しています。
本記事を読めば
- イーサリアムの基本情報
- イーサリアムの特徴
- イーサリアムの今後・将来性
- イーサリアムの買い方
を理解することができます。これからイーサリアムに投資をしようか考えている方、すでに投資をしているという方も参考になる内容となっているので、ぜひ最後までご覧ください。
自己紹介
フリーランスとして活動中の23歳。
仮想通貨投資歴2年、1年弱で億り人に。投資金30万円から1年弱で1億稼いだ投資術を配信中
イーサリアム(ETH)とは
イーサリアムはスマートコントラクト機能を持った分散型アプリケーションプラットフォームの名称です。2013年に、ヴィタリック・ブテリンという人物によって開発されました。
ブロックチェーンで世界中が繋がって、世界そのものがコンピューターとなるような「ワールドコンピューター」を目指しています。

プラットフォームには、「なくては困るもの」という意味があり、ゲーム機本体のようなものを想像してもらうとわかりやすいかと思います。
カセットがあっても、ゲーム機本体がないと遊ぶことはできませんよね。このようにサービスを使う上で基本となるもののことを指します。
つまり、イーサリアムは開発環境を提供しており、イーサリアムを使うことで、色んなサービスが作れるということです。
そのイーサリアム(プラットフォーム上)で使われる通貨を「イーサ」と呼びます。また、イーサリアム(プラットフォーム)を利用する際にかかる手数料を「ガス代」と呼びます。
ビットコイン以外のコインのことを「アルトコイン」と言いますが、イーサリアムはその代表とも言われており、時価総額ランキングは、ビットコインに続く第2位となっています。
通貨名 | イーサ |
ティッカー | ETH |
現在価格 | 26万3000円(2022年5月17日現在) |
史上最高値 | 48万2000円 |
時価総額 | 約35兆7000億円 |
時価総額ランキング | 2位 |
上場時期 | 2015年8月6日 |
イーサリアム(ETH)の特徴
その1、世界で2番目に人気
先ほども紹介した通り、イーサリアムは数ある仮想通貨の中で、時価総額ランキング2位です。
時価総額=コインの流通枚数値段ですので、このランキングは人気、有名といった指標になります。
つまり、イーサリアムは世界でビットコインについで2番目にいろんな人が持っているコインということになります。いかに世界中の人が注目しているかが分かりますよね。
その2、スマートコントラクト
イーサリアムの最大の特徴は「スマートコントラクト」という技術です。
コントラクトは、日本語にすると、契約という意味になります。つまり、スマートコンタクトとは、契約を自動で実行してくれるプログラムのことです。契約書をプロミラミングで作ることができるようになりました。
例えば、コンビニだと、人を介して商品を買いますが、自動販売機では全て自動で購入することができますよね。
このように、スマートコントラクトは、取引上の契約を人の手を介さずに自動化してスムーズに行う仕組みです。
これまでの契約だったら、利用者がお金を払っても、サービス提供側に逃げられたりとトラブルがありました。しかし、スマートコントラクトによって、全てが自動で成約するので、契約のトラブルを格段に減らすことができるようになりました。
ビットコインとイーサリアムの違い

ビットコインとイーサリアムってどっちがいいの?
とよく質問されることがあります。ですので、ここからはビットコインとイーサリアムの違いについて解説していきます。

違い1
ビットコインは別名「デジタルゴールド」と呼ばれており、金と同じように資産を守る手段として人気が高まっています。
実際に企業の資産のポートフォリオに組み込まれたり、個人の大口投資家がビットコインを買い集めたりということが起きています。
この動きはコロナショックで加速しました。金融緩和でどんどんお金が刷られていくと、お金の価値が下がっていくので、お金ではないほかの価値のあるものに変えようという動きが盛んになります。
そこにビットコインが選ばれています。
このようにビットコインは価値保存ができる資産として認識されています。
ではイーサリアムはどうなのか。イーサリアムもビットコインのように、決済に使ったり、送金に使ったりすることができます。
しかし、それだけではありません。イーサリアムは、ビットコインのように、そのものに価値があるというよりも、イーサリアムを基盤として、様々なサービスを作ったり、使ったりすることができます。
イーサリアムのブロックチェーンを作って、誰でもオリジナルのコインを発行したり、ゲームを作ったりなど、色んなサービスを作ることができます。
ここがビットコインとの大きな違いです。
違い2
ビットコインはブロックチェーンに数字しか記録することができませんでした。そこにイーサリアムは文字を記録できるようにしました。
文字が書けるようになったことで、契約の情報をブロックチェーンに記録することができるようになりました。
ブロックチェーンに記録された情報は改ざんすることが難しく、高い信頼性を確保できるというメリットがあります。
さらに仲介者がいないので、仲介手数料もかからず、コスト削減にもつながります。
ですので、イーサリアムはビットコインよりも汎用性が高く、ビジネスにも活かせるとして期待されています。
イーサリアム(ETH)の将来性
1、アプリケーションの開発が進む
イーサリアムは、ビジネスへの活用に期待されていると紹介しましたが、実際に「イーサリアム企業連合」といって、イーサリアムを企業向けに活用することを目的として設立された団体があります。
そこにはマイクロソフトやJPモルガン、KDDI、トヨタなんかも参加しています。こうした世界的大企業もイーサリアムの実用化を図って研究を進めています。
今後この動きがさらに盛んになり、イーサリアムが社会基盤となると、価値は高まっていくと考えられます。
2、DeFi、NFT市場の成長
ブロックチェーン技術を使った金融サービスDeFiや今注目のNFTの市場が今後さらに成長していくことで、イーサリアムの価格上昇に繋がるとされています。
この2つの市場で、イーサリアムの活用が進んでいるので、市場が盛んになれば、イーサリアムの知名度、価値は上がっていくでしょう。
3、イーサリアムETF承認
アメリカでイーサリアムETFが承認するかも注目しておく必要があります。
ETFが承認されると、多くの投資家がイーサリアムをポートフォリオに組み入れる可能性が高まり、大きな価格上昇が期待できます。
実際に、2021年アメリカでビットコインETFが承認され、大きな価格上昇がおきましたよね。
ですので、このイーサリアムETF承認には大きな注目が集まっています。もし承認されれば、ビットコイン同様、価格に大きな影響を与えるでしょう。
現在のイーサリアムETF承認国
・カナダ
・ブラジル
・オーストリア
イーサリアム(ETH)の今後の見通し
では、世界の投資家、AIはイーサリアムの今後をどう予想しているのか、紹介していきたいと思います。
・JPモルガン・チェース

アメリカに本社を置く、世界有数の金融機関JPモルガン・チェースは「今後は、ビットコインよりもイーサリアムへの需要がある」という見解を示しています。
2021年8月からの1ヶ月で、ビットコインは10%近く下落したのに対して、イーサリアムは5%しか下落しなかったことからも、JPモルガン・チェースは、「イーサリアムの方が健全である」との結論を出していました。
・CoinPriceForecast
AIなどを用いて、市場を分析するアメリカの価格予想サイト「CoinPriceForecast」の予想がこちらになります。
- 2022年末:3,724ドル
- 2023年末:4,128ドル
- 2024年末:5,602ドル
- 2025年末:7,033ドル
(2022年5月18日現在の)イーサリアムの価格は2100ドルですので、2025年には3倍以上の価格になっているという予想です。
・ファインダー社
アメリカのファインダー社は、42人の投資家に、イーサリアムの価格予想を行ってもらい、2021年の8月にその調査の結果を発表しました。
その結果によると、イーサリアムの2025年の価格予想は平均1.8万ドル、2030年までには10万ドルを超えるというものでした。
これは現在の価格から考えると、2025年までに約9倍、2030年までに50倍の上昇をするという予想です。すごいですよね。「最終的に世界で最も価値のある仮想通貨になるだろう」という発言もしていました。
このように、世界の情報誌、世界の投資家、AIまでもが「今後価格は上昇するだろう」という分析をしています。
イーサリアム(ETH)購入にオススメの取引所
これまでイーサリアムの特徴、今後について解説してきましたが、実際買うとなると、どこで買えばいいのか迷いますよね。
取引所の使いやすさ、手数料の安さなどから、イーサリアムの取引にオススメなのは「コインチェック」です。

コインチェックの特徴
・国内最大級の取引所
最近はコインチェックのCMもやっているので、知っている方は多いでしょう。実際、2020年上半期のアプリダウンロード数において国内ナンバーワンを獲得、累計476万ダウンロードを記録するなど、日本では1番知名度がある取引所です。
国内で最も信頼できる取引所とも言えます。
・取り扱い銘柄が国内最大級
コインチェックでは
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- ファクトム(FCT)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイオーエスティー(IOST)
- エイジコイン(ENJ)
- オーエムジー(OMG)
- パレットトークン(PLT)
の17種類のコインを取り扱っています。これは国内最大級で、主要なコインはほとんど購入可能です。取扱が少ないと、買いたいのに買えないとなってしまいますが、コインチェックはその心配はいりません。
・アプリで取引できる
コインチェックはスマホのアプリでも売買可能です。実は、アプリで取引できることはかなり重要で、出先でもチャンスを逃すことなく取引できます。いちいちネットにアクセスする必要もないですし、とても便利です。
・500円から買える
全てのコインを500円から購入できるので、始めやすいのも大きな特徴です。初心者の方も気軽に購入できます。
特徴まとめ
・安全性が高い
・取扱銘柄が国内最大
・アプリに対応
・500円から購入できる
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は暗号資産「イーサリアム(ETH)」について解説しました。
いかに世界中の投資家から注目されているかがわかったかと思います。ここで本記事を簡単にまとめると
- 時価総額2位の人気のコイン
- これからの将来性が大いに期待されている
- イーサリアム取引にはコインチェックがオススメ
ということでした。
非常に伸びしろもあるコインですので、個人的には今のうちからコツコツ保有しておくことをオススメします。
分からない点や質問がある場合はTwitterの方で聞いていただければ、お答えします。先出しでチャート分析も配信しているので、フォローの方もよろしくお願いします。
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